もともとモノづくりが好きだったことから、大学の勉強とは関わりなく日本のメーカーへの就職を考えるようになりました。
台湾での4年間で、日本と海外の製品づくりへの取り組み方の違い、とくに日本製品の細やかな部分に対する完成度の追求みたいな部分に魅力を感じました。その上で、やりがいを持って仕事をするなら、世の中に役立つモノをつくりたいと考えたのが、TOYOを選んだ理由です。
機械の動作を制御する電気回路の設計がメインの業務です。
入社するまでシステム設計に関わる勉強をしてきたわけではないので、一から学ぶような状態でしたが、研修や実務を通じて教えていただき、関連するセミナーに通ううちに知識も身についてきて、今では一通りの作業はこなせる自信がついてきました。
2~3人でチームを組んで、互いに意見を交わしながら、より良いシステムを構築しようと努力する毎日です。
発注を受けて構想を練り、設計を繰り返しながら試運転にこぎつけるという作業が半年
ぐらい、大型のものになると2、3年続く場合も。この間、技術課や営業のメンバーと打ち合わせを繰り返し、ときにはぶつかり合いながら製品づくりを進めます。
プログラミングって目で見えるものではないので、頭の中でイメージしたものと現実の動きのズレに悩まされることも少なくありませんが、すべての調整を終えて納入し、お客様の想像を超える機能をご覧いただけたときの達成感、充実感は何物にも代えがたいです。
TOYOの製品は信頼性が高いと言われますが、私自身はそれよりも「期待」の高さを感じています。シェアの高さは、その期待に応え続けてきたことの表れだと思います。